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NHK広島、メール誤送信で番組出演希望者の個人情報を流出

NHK広島放送局は、7月25日に番組の出演希望者11名へアンケートのメール送信した際、関係ない第三者97名分の個人情報が記載された文書を誤って添付し、送信したことを明らかにした。

今回の事故は、受信者からの指摘で判明した。誤って添付された文書ファイルには、同局の地域情報番組「お好みワイド広島」の夏休み企画「夏休み子ども探検隊」に、2005年および2004年に応募した小学生97名分の個人情報が記載されていた。氏名、住所、電話番号、メールアドレス、保護者の氏名、緊急連絡先、保護者に行ったアンケート回答の一部などが含まれている。

同番組のスタッフが出演希望者11名にアンケート票をメール送信した際、誤って混入させたと見られている。同局では11名に対しファイルの削除を依頼、流出の対象となった児童および保護者に説明と謝罪をした。

(Security NEXT - 2006/07/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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