Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サッポロビールの顧客情報が中国国内で盗難被害

サッポロビールの業務委託先において盗難事件が発生し、同社顧客情報が含まれたパソコンとUSBメモリが盗まれたことがわかった。

システム開発を受託していた野村総合研究所が4月19日に中国国内で車上荒らしに遭い、パソコンなどを紛失したもの。顧客情報537件が保存されており、個人情報は34件が含まれる。流出した情報は、氏名や住所、電話番号のほか、銀行名、口座番号、名義人など。

パソコンには暗号化など対策が講じてあったが、USBメモリは、安全対策が行われていなかったという。サッポロビールでは、関係者に謝罪。所轄官庁の国税庁に事故を報告。また、野村総研は経済産業省や情報サービス産業協会へ事故を報告したとしている。

(Security NEXT - 2006/04/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
iOS向けLINEアプリの「金融系モジュール」に脆弱性 - アップデートで修正済み
能登半島地震被災地域の登録セキスペ、登録更新申請期限迫る
添付ファイルと宛先の確認不足が重なる誤送信が発生 - 大塚商会
福岡飲食店のECサイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
WP向け操作ログ記録プラグインにSQLi脆弱性 - パッチ未提供
グリコでシステム障害、冷蔵食品を出荷停止 - 再開は5月中旬予定
2024年1Qの脆弱性届け出は243件 - 前四半期比約2割減
教員や学生宛てのメールで個人情報含むファイルを誤添付 - 山口大
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性