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開発委託先から入試の合否情報が流出 - 北海道武蔵女子短大

北海道武蔵女子短期大学が実施した2004年度入学試験の合否情報が、業務委託会社社員のパソコンからネット上に流出したことが判明した。

流出したデータは、2004年度の入学試験合否判定資料で、入試情報システム構築を委託していた大丸藤井に提供したものだった。

委託先の担当社員が開発作業のため同データを自宅パソコンへコピー。しかし開発終了後もデータはそのまま削除されず、その後同パソコンにおいてWinnyを使用、ウイルスに感染したことからデータが流出したと見られている。

その後、2006年4月3日に毎日新聞の指摘で流出の事実が発覚。同大学では、受験者と保護者に対し事実説明と謝罪をするとしている。学内に対策本部を設置、委託先に個人情報保護の徹底するとしている。

(Security NEXT - 2006/04/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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