Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

警視庁が海賊版販売グループを摘発、2年間で2億円を荒稼ぎ

警視庁らは、無断でソフトウェアを複製し、インターネットを通じて販売していたとして品川区の男性をはじめ7人を逮捕した。

男性らはジャストシステムの「一太郎2005&花子2005スペシャルパック」を無断で複製し、豊島区の男性に販売したもの。コンピュータソフトウェア著作権協会によれば、男性らは2年前から海賊版販売を行っており、法人に見せかけ顧客を安心させる手口で、このほかにも500以上のソフトを無断複製、販売し、2億円を売り上げたと見られる。今回の捜査では、CD-Rや複製機など、犯行に用いられたと思われる約5800点が押収された。

同協会は、不正コピーに関する情報提供を受け付けているが、問題となるホームページについては、2003年以来500件以上の情報が寄せられ、証拠品などを入手。調査を進めてきたという。

コンピュータソフトウェア著作権協会
http://www2.accsjp.or.jp/

警視庁
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/

(Security NEXT - 2005/12/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局