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笠岡市立図書館HP、不正アクセスによる閉鎖から復旧

岡山県笠岡市立図書館は、サーバへの不正アクセスにより10月11日から閉鎖していたウェブサイトを全面的に再開したと発表した。

同館によると、10月11日に第三者から指摘により調査を実施したところ、同図書館のサーバ上にフィッシング詐欺用のページが作成されていることが判明。同ページに誘導するフィッシングメールも配信されており、同日中にサーバを停止した。

その後岡山県警に連絡して原因究明の調査を行ってきたが、10月20日にセキュリティ対策を施し、サービスを一部再開していた。

フィッシング詐欺などの被害報告はないという。同館では、踏み台になった点やサービス停止についてサイト上にて謝罪している。

(Security NEXT - 2005/11/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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