ソフォス、8月のトップ10ウイルスを発表 - 「Mytob」亜種が54%を占める
ソフォスは、2005年8月におけるコンピュータウイルスの報告数をまとめ、「トップ10ウイルス」として発表した。
同発表によれば、トップは先月に引き続き「Netsky-P」となったものの、全体としては「Mytob」ワームの亜種が7種類トップ10入りし、報告数の54%を占めるなど、依然として広くまん延している。また、Windowsのセキュリティホールを悪用した「Zotob」ワームも、チャートには入らなかったが、今後も注意が必要だとしている。
同社によれば、8月のチャートにリストアップされた脅威は先月に比べてインパクトは少なく、犠牲者も減っているという。しかしこの傾向は、休暇でコンピュータの電源が切られていたため感染が減っただけだとして、油断せず適切な対策を続けるよう求めている。
同社では、8月に1626件の新規ウイルスを検知、駆除対応した。同社の統計では、8月に使用されたメールのうち1.99%がウイルスメールで、これは先月に比べて若干減少している。
同社が発表したトップ10は以下の通り。
W32/Netsky-P
W32/Mytob-AS
W32/Mytob-BE
W32/Zafi-D
W32/Zafi-B
W32/Mytob-C
W32/Mytob-EP
W32/Mytob-CX
W32/Netsky-D
W32/Mytob-CJ
(Security NEXT - 2005/09/02 )
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