2010年のネットワークセキュリティ市場は7390億円規模に - 富士キメラ総研調査
富士キメラ総研は、ネットワークセキュリティビジネスについて調査を実施し、結果を「2005ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」としてまとめ、概要を公開した。
同調査ではSI企業33社、ベンダー9社を対象に調査。調査結果によれば、2004年のネットワークセキュリティサービス市場は、約732億円。2010年には3765億円規模になるとし、2004年比514%と、大きな伸びを予測している、
成長の背景には、個人情報保護法や情報漏洩対策など、ISMSやプライバシーマーク認証取得支援の需要や、検査サービスなどについても市場拡大が進んでおり、2010年にはセキュリティ対策意識が普及し、コンサルティングサービスが安定した市場を形成するとしている。
ネットワークセキュリティ製品は、2004年は2024億円。今後も順調に成長し、2010年の市場規模を3625億円と予測している。ウイルス対策やファイアウォールといった従来のセキュリティ対策ツールも順調で、さらに、クライアントの監視などフォレンジック対策における需要が本格化していることを理由に挙げている。
(Security NEXT - 2005/08/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ