Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

東京都水道局、紛失したCD-ROMの所在を確認

東京都水道局は、17日に多摩ニュータウン水道事務所において、個人情報が保存されたCD-ROMを紛失したと公表したが、調査の結果CD-ROMを発見し、回収したと発表した。

調査の結果、同局の業務委託先に誤って返却していたことが判明し、個人情報の漏洩はなかったとしている。当初の調査段階においても、委託先は調査対象となっていたが、誤返却を行った日が調査の対象となっていなかったため、気が付かなかったのだという。

問題となったCD-ROMには、給水契約情報10万9520件が保存されており、氏名、住所、電話番号、水道料金、および請求状況などの個人情報が含まれていた。

(Security NEXT - 2005/06/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開