Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

郵政公社、個人情報377件が保存された顧客のフロッピーを紛失

日本郵政公社は、東京都内にて職員が営業中に顧客情報を記録したフロッピーディスクを盗まれたと発表した。

豊島郵便局貯金課の外務職員が、顧客より自動引き落としのためのデータなどが記録されたフロッピーディスクを顧客事業所より受託したが、バイク後部の荷箱に入れていたものを車上荒らしに遭い、フロッピーを紛失。訪問先近くの方から連絡があり、確認したところフロッピーディスクの収納袋が刃物で引き裂かれた状態で発見されたという。

今回紛失したフロッピーには、自動払い込み引き落としデータが記録されており、口座番号の一部、氏名、引落し額など、377件の個人情報が保存されていたという。同社では、判明後、同事業者へ事情を説明し、謝罪したという。また、フロッピー内に個人情報が保存されていた顧客に対して、個別に謝罪するとしている。

(Security NEXT - 2005/05/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ