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NTTネオメイトと産総研の技術が実用化 - 個人情報霧散化でリスク分散を実現

NTTネオメイトは、ジェイ・ビー・エムコンサルタントに、グリッド技術を用いてセキュリティ機能を強化したIPコールセンターサービスを提供すると発表した。

同サービスは、産業技術総合研究所とNTTネオメイトによる「グリッド技術を活用した情報セキュリティ強化の共同研究」をはじめて実用化したもの。

従来の「AQStage PF IPコールセンターサービス」に、あらたに開発した「個人情報保護・管理システム」を搭載しており、コールセンターに保管する個人情報を個人が特定できないように霧散化した上で複数サーバに分散保管。人的な個人情報流出や災害等によるシステム障害からの個人情報喪失などのリスク回避を実現するという。

(Security NEXT - 2005/04/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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