Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ホンダディーラーから個人情報が漏洩 - 投書で発覚

本田技研工業は、同社取扱販売店であるホンダプリモ新福岡の中央営業所において、個人情報が記録された書類を裁断処理せずに廃却し、漏洩していたと発表した。

3月28日によせられた投書に基づき同社が調査した結果、明らかになったもの。投書には、2004年7月から同年8月までの「任意保険証券控」など、個人情報が記録されたコピー29名分29枚が同封されていたという。

書類には氏名、住所、生年月日、電話番号、車種、車輌登録番号、車台番号、初度登録、車検完了日、証明書番号、保険の契約内容、保険の保険期間、保険料など個人情報が記録されていた。

同社では、今回の漏洩でのべ157名分157枚の「任意保険証券控」についても、裁断処理しないまま廃却されていた可能性があるとしている。該当する顧客に対し、販売会社より状況を報告、謝罪する予定。

(Security NEXT - 2005/04/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

こども園で園児情報含む教員用資料をアプリで誤配信 - 目黒区
フォームの設定不備、WS申込者情報が閲覧可能に - 東大付属中
大阪府サイトで公開したIR資料に個人情報を誤掲載 - 大阪市
ウェブサーバにバックドア、DBの個人情報が窃取被害 - 楽待
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
「BentoML」に深刻な脆弱性 ─ ファイルアップロード処理に起因
2Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が倍増
SAML認証ライブラリ「Node-SAML」に再度深刻な脆弱性
「VMware vCenter」にDoS脆弱性 - アップデートをリリース