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東京電力、16件分の顧客情報が記載された帳票を紛失

東京電力は3月29日、千葉支店において、16件分の顧客情報が記載された帳票1枚を、業務処理の過程で紛失したと発表した。

同社によれば、電気料金の口座振替払いに関する業務を委託している関連会社が、3月23日に業務処理を行った後、3月29日に再度処理を行うために確認を行ったところ、16件分の顧客情報が記載された帳票1枚を紛失していることが判明したという。ただちに捜索したが見つからず、警察へ遺失物届を提出した。

同社で業務処理工程を検証したところ、同帳票をファイリングする際に、ほかの帳票類と一緒にファイリングしてしまった可能性が高いことが判明したため、引き続き捜索を実施している。同社では、被害に遭った顧客に対して個別に訪問して謝罪し、事情説明を行っているという。

(Security NEXT - 2005/03/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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