PC接続カメラでスパイ活動? - スペイン警察が容疑者を逮捕
ソフォスによれば、スペイン警察は、コンピュータに接続されているカメラを利用して、ユーザーに対するスパイ活動を行うトロイの木馬を作成したとされる男性を逮捕した。
同警察は2004年7月以来、事件の綿密な調査を行ってきた。今回逮捕されたマドリードの男性は、作成したトロイの木馬によってキー操作のログをとったり、オンラインバンキングのパスワードなどの機密情報を盗んだり、個人情報や写真を見たりしていた。また、自由に被害者のコンピュータカメラを動かしてスパイ活動をしていたともされている。
同社では、コンピュータカメラによるスパイ活動はさらに増加する傾向にあるとして、ウイルス対策を実施するとともに、使用していない時はカメラを切り離しておくよう求めている。
(Security NEXT - 2005/01/27 )
ツイート
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開