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「安全・安心マーク」の審査項目に「個人情報保護」を追加

インターネット接続サービス安全・安心マーク推進協議会は、安全・安心マークの審査項目に「個人情報保護に係わる審査項目」を新設した。

「安全・安心マーク」とは、一般ユーザーがインターネット接続事業者を選択する際、ユーザー対策やセキュリティ対策などが、一定基準以上であるという目安を提供するもの。同協議会は、「安全・安心マーク」使用許諾のための審査基準など諸規定を策定している。

今回の審査項目新設は、2005年4月1日の「個人情報保護法」の完全施行に伴い、インターネット接続サービスにおける個人情報保護のための体制、取組み状況などを明確に確認するために実施された。

審査項目第7項「個人情報保護に関する取り組み」として新設され、安全管理に係る取組みを適切に行っているか、個人情報保護管理者を設置し、必要な内部規定を策定しているか、プライバシーポリシーを策定し、公表しているかといった項目について審査する。

新設された審査項目は、2005年6月中旬に予定されている第9回審査より適用される。同年2月16日に実施される第8回審査については、現行の審査基準および審査申請書が適用される。

(Security NEXT - 2004/12/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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