ソフォス、11月のトップ10ウイルスを発表
ソフォスは、2004年11月におけるコンピュータウイルスの報告数をまとめ、「トップ10ウイルス」として発表した。
同発表によれば、11月中旬以降に発見された新種ウイルス「Sober-I」は、出現から日が浅いにもかかわらず同社に寄せられた報告の20.4%を占め、第2位に入るほどの勢いを見せているという。同ウイルスはメールによって拡散し、重要なセキュリティ情報などが含まれていると偽って、添付ファイルを開かせようとする。
また、2004年3月に発生した「Netsky-P」が24.2%で1位、2004年6月に発生した「Zafi-B」が17.9%で3位と、すでに対策法がある比較的古いウイルスもいまだに蔓延し続けている。同社は、ウイルス定義ファイルを最新に保つよう、ユーザーに呼びかけている。
同社では、11月だけで1379件の新規ウイルスを検知、駆除している。同社の統計では、11月に使用されたメールのうち5.6%以上がウイルスメールであるという。先月は4.6%であったので、再び上昇傾向にあることがわかる。
(Security NEXT - 2004/12/02 )
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