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ハードディスクDVDレコーダーに脆弱性 - 東芝が注意喚起

東芝は、ネットワーク機能を搭載した同社製ハードディスクDVDレコーダーに脆弱性があると発表した。対策を施さないとスパムの踏み台になる可能性があるとして、セキュリティ設定を「あり」にするよう注意を呼びかけている。

同社によれば、外部ネットワークへ対象製品を接続する際、デフォルトのセキュリティ設定だと、外部から不正アクセスの受け、スパムなどの踏み台になる可能性がある。

問題を回避するためには、利用している製品のメインソフトのバージョンを確認したうえ、最新のソフトウェアへバージョンアップするよう呼びかけている。また、本体のセキュリティ設定を変更し、独自のパスワードを設定するよう求めている。

同問題は9月半ばあたりからコミュニティサイトやブログで話題となっていた。

リリース
http://www.rd-style.com/support/info/security/security.htm

東芝
http://www.toshiba.co.jp/

(Security NEXT - 2004/10/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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