Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ハードディスクDVDレコーダーに脆弱性 - 東芝が注意喚起

東芝は、ネットワーク機能を搭載した同社製ハードディスクDVDレコーダーに脆弱性があると発表した。対策を施さないとスパムの踏み台になる可能性があるとして、セキュリティ設定を「あり」にするよう注意を呼びかけている。

同社によれば、外部ネットワークへ対象製品を接続する際、デフォルトのセキュリティ設定だと、外部から不正アクセスの受け、スパムなどの踏み台になる可能性がある。

問題を回避するためには、利用している製品のメインソフトのバージョンを確認したうえ、最新のソフトウェアへバージョンアップするよう呼びかけている。また、本体のセキュリティ設定を変更し、独自のパスワードを設定するよう求めている。

同問題は9月半ばあたりからコミュニティサイトやブログで話題となっていた。

リリース
http://www.rd-style.com/support/info/security/security.htm

東芝
http://www.toshiba.co.jp/

(Security NEXT - 2004/10/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分