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容疑者が雑誌記事を執筆、関連雑誌は休刊へ - ヤフーBB情報漏洩事件

ソフトバンクは5月31日、同社子会社が運営するADSL接続サービス「ヤフーBB」の顧客情報が漏洩した事件について、調査結果を発表した。

同社によれば、システム関連業務に従事していた業務委託者が、恐喝容疑で逮捕されている男性らにIDとパスワードを伝えたという。男性らはそれらを用いて顧客情報を引き出し、恐喝事件に至った。

さらに、今回逮捕された男性のひとりが子会社ソフトバンク・パブリッシングのコンピュータ情報誌「PC JAPAN」において記事を執筆していたことを明らかにした。同社では事態を重く受け止め、同誌を当面の間休刊する。

(Security NEXT - 2004/06/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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