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「Adobe Connect 9.5.2」で脆弱性3件を解消

Adobe Systemsは、脆弱性に対処した「Adobe Connect」の最新版「同 9.5.2」を提供する。

今回のアップデート「APSB16-07」は、入力内容のチェックやクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)などあわせて3件の脆弱性に対処したもの。Windows向けに提供されている「同9.4.2」および以前のバージョンが影響を受けるという。

同社では、「同9.5.2」についてホスト版はすでに提供を開始しており、オンプレミス版のインストーラーは、米国時間2月11日に公開する予定。適用優先度は「3」としている。システム管理者の判断したタイミングでアップデートを実施するよう呼びかけている。

今回修正した脆弱性は以下の通り。

CVE-2016-0948
CVE-2016-0949
CVE-2016-0950

(Security NEXT - 2016/02/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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