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「EC-CUBE」にCSRFの脆弱性 - アップデートが公開

オープンソースのeコマースシステム「EC-CUBE」に脆弱性が存在し、悪用されると任意のPHPファイルをサーバ上へ作成されるおそれがあることがわかった。脆弱性を修正したアップデートが公開されている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同2.13.3」から「2.11.0」までのバージョンにクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性「CVE-2015-5665」が存在するという。ログインしたユーザーが、細工を施されたページへアクセスすると、サーバ上に任意のPHPファイルを作成されるおそれがある。

開発元であるロックオンではアップデートや修正ファイルを公開した。今回の脆弱性は、トレードワークスの佐藤元氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2015/10/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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