「J:COM」ユーザー狙うフィッシング - 偽サイトへ誘導

稼働中の偽サイト(画像:フィッシング対策協議会)
フィッシング対策協議会は、ジュピターテレコム(J:COM)の利用者を狙ったフィッシング攻撃が発生しているとして注意喚起を行った。
問題のメールは、「Billing Update - J:COM NET」との件名で送信されており、英文でセキュリティ上の問題からアカウントが制限されているなどと説明。メールに記載したURLからログインするよう求め、フィッシングサイトへ誘導する。

J:COMが提供する正規の会員向けサイト
リンク先は、加入者向けポータルを装ったフィッシングサイトとなっており、IDやパスワードなどを詐取する偽サイトだった。英文のメールで誘導しているが、誘導先のフィッシングサイトは実在するページのデザインなどを盗用しており、日本語で作成されている。
同月20日の時点でサイトの稼働が確認されており、同協議会ではサイト閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似した攻撃へ注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2015/10/20 )
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