Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

スマホ操作ミスでFacebookに個人情報を誤投稿 - 堺市社会福祉協議会

堺市は、堺市社会福祉協議会中基幹型包括支援センターの職員が、支援する高齢者の個人情報を「Facebook」に誤って掲載していたことを公表した。

同市によれば、12月11日に、支援している高齢者に関する支援検討会議を行った際、職員がホワイトボードに板書された会議内容を個人のスマートフォンで撮影。画像を業務用PCに送信しようとしたが操作を誤り、SNSサイト「Facebook」に投稿してしまったという。画像には、支援対象である高齢者の個人情報が含まれていた。

画像が掲載されたのは17時15分ごろで、画像を見た職員友人の指摘により18時30分に誤って掲載していることに気が付いたという。画像は19時ごろ削除された。

画像を閲覧可能者だった64人のうち、15人が実際に閲覧したことを確認。42人は閲覧していないことを確認しており、残り7人については調査を続けているという。

同協議会では、対象となる高齢者とその家族を訪問し、説明と謝罪を行った。また職員を対象に情報セキュリティに関する研修を実施するとしている。

(Security NEXT - 2013/12/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

応募QRコードから応募者の個人情報が閲覧可能に - アトレチコ鈴鹿
企画の情報募集フォームで個人情報が閲覧可能に - ローカル情報誌
小学校サイト掲載の学級通信に要配慮個人情報 - 豊田市
個人情報含む公文書など紛失、廃棄年度未記載で誤廃棄か - 三重県
県サイトで個人情報含む作業用ファイルを誤公開 - 愛媛県
県サイトの道路台帳図面、個人氏名を誤掲載 - 新潟県
中小企業補助金の採択者情報、元関係者が不正持出か - 支援実績と営業に利用
公開表計算ファイルから個人情報が閲覧可能に - 立命館APU
市サイトに農地所有者の個人情報を誤掲載 - みどり市
開示請求者の情報がサイト上で閲覧可能に - 都交通局