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ESETの定義ファイルに起動障害の不具合 - 最新版へアップデートを

キヤノンITソリューションズは、10月18日にESET製品へ配信された一部定義ファイルに不具合が生じているとして対応方法をアナウンスしている。

適用後に不具合が生じるのは、10月18日17時半ごろから約5分間配信された定義ファイル「バージョン5541」。同定義ファイルに含まれていたウイルス、スパイウェア対策機能の「1288」が原因で、適用後にPCを再起動しようとすると起動できなくなる可能性がある。

影響を受けるのは、「ESET NOD32アンチウイルス」「ESET Smart Security V3.0」「同V4.0」で、同社には60件の問い合わせが寄せられているという。

ウイルス、スパイウェア対策機能を「1289」以降へアップデートすることにより不具合を回避することが可能。また誤って適用した場合はセーフモードより手動で影響を与えるファイルを削除することに復旧することが可能で、同社では対策をアナウンスしている。

(Security NEXT - 2010/10/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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