ネットバンク不正送金が3.6倍に - 個人での被害目立つ
2019年第3四半期におけるオンラインバンキングの不正送金被害が拡大している。個人における被害の増加が後押しした。
全国銀行協会が、会員192行を対象に同四半期におけるオンラインバンキングの不正送金被害の状況について調査したもの。預金者本人以外が不正に送金し、振込先から金銭が引き出されて被害者へ返還できなかったケースを集計した。
同四半期の不正送金による被害件数は424件。117件だった前四半期の3.6倍に拡大。被害額は4億3000万円で、前四半期の2億900万円から倍増している。
内訳を見ると、個人の被害件数は419件。前四半期の112件を大幅に上回った。被害額は4億2200万円で、前四半期の1億9600万円から倍増している。
一方法人を見ると、被害件数は5件で前四半期から横ばい。被害額は800万円で、前四半期の1300万円を下回った。
補償状況を見ると、会員の金融機関が対応方針を決定した29件のうち、補償対象となったのは26件。補償率は89.7%だった。
(Security NEXT - 2019/12/13 )
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