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「Adobe Acrobat/Reader」に複数の深刻な脆弱性 - 更新リリース

Adobe Systemsは、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」向けに深刻な脆弱性を修正するセキュリティアップデートを「Windows」や「macOS」向けにリリースした。

今回のアップデートは、あわせて21件の脆弱性を解消したもの。コードを実行されるおそれがある重要度が3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性14件に対処している。

バッファオーバーフローの脆弱性や、解放後のメモリへのアクセス、域外メモリへの書き込み、信頼できないポインタの参照、セキュリティのバイパスといった脆弱性を修正。

また次に重要度が高い「重要(Important)」とレーティングされた脆弱性は7件で、情報漏洩や権限の昇格が生じる問題に対応している。

(Security NEXT - 2019/12/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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