Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WP向けグラフ作成プラグインにSQLiなど複数脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「wpDataTables Lite」に複数の脆弱性が含まれていることが明らかとなった。

「wpDataTables Lite」は、テーブルやグラフを作成できるプラグイン。脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「SQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2019-6012」や「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2019-6011」が明らかとなったもの。

同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの佐藤元氏が開発者へ連絡して調整を実施。「同2.0.12」以降で修正されており、周知を目的にJVNを通じて公表されたという。

(Security NEXT - 2019/10/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ブラウザ「Chrome」の「Cookie暗号化保護」を破壊する「C4攻撃」
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
「Lucee」にクリティカル脆弱性 - 悪用コード公開済み
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も