Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

学内用掲示板でアクセス制限不備、個人情報流出の可能性 - 吉備国際大

吉備国際大学は、学生向けの掲示板システムにセキュリティの不備があり、投稿されたファイルが外部から閲覧可能になっていたことを明らかにした。

同大によれば、問題があったのは吉備国際大学大学院で通信制の知的財産学研究科において、在学生や修了生との情報共有に用いている掲示板システム。

投稿に添付されたファイルが、本来は閲覧できない外部より閲覧可能だったもので、4月下旬に修了生からの指摘があり、判明したという。

外部から閲覧可能だったファイルには、学生の氏名や住所、電話番号、メールアドレス、科目の評価など個人情報が含まれるものが含まれるという。

同大では、掲示板システムにおいて添付ファイルへのアクセスを制限。個人情報が流出した可能性がある学生に対し、書面や電話などで事情を説明し、謝罪している。

(Security NEXT - 2019/05/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
人事情報の不正閲覧で職員2人を処分、以前から漏洩のうわさ - 筑前町
メール誤送信で横断幕掲示応募者のメアド流出 - 飯塚オートレース場
検索用目録と誤って個人情報含むファイルを誤公開 - 新潟県
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 会津若松市
メール記載のリンク先を誤設定、個人情報が流出 - 岐阜県
案内メール誤送信で顧客のメアド流出 - 東京サマーランド
神戸市、個人情報の不正操作で職員処分 - 保険料増額の通知から発覚
アップデートしたシステムの不具合で会員情報が閲覧可能に - JBBF