DB管理ツール「phpMyAdmin」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
ウェブベースでMySQLを管理できる「phpMyAdmin」において深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
同ソフトウェアにおいて、あわせて3件の脆弱性が判明したもの。悪用にはログイン権限が必要となるが、ローカルファイルインクルージョンが可能となる深刻な脆弱性「CVE-2018-19968」が存在するという。
さらに細工されたURLをクリックさせることでテーブルやユーザーの追加、パスワードの更新などデータベースの操作が可能となる「クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)」の脆弱性「CVE-2018-19969」や、「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2018-19970」が含まれる。
開発チームでは脆弱性へ対処した「phpMyAdmin 4.8.4」をリリース。あわせてバグの修正を実施した。
(Security NEXT - 2018/12/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
