ソニーの音楽管理アプリに脆弱性 - 不正ファイル実行のおそれ
ソニー製オーディオ機器の音楽管理やデータ転送などの機能を提供するWindows向けソフトウェア「Music Center for PC」に脆弱性が含まれていることが明らかとなった。
「同1.0.02」および以前のバージョンにおいて、ソフトウェアのアップデート機能に脆弱性「CVE-2018-0690」が明らかとなったもの。
ダウンロードするファイルの検証に問題があり、マンインザミドル(MITM)攻撃を受けた場合に不正なファイルをダウンロードし、実行するおそれがある。
同脆弱性は、電子の妖精氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したものでJPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。同ソフトを開発するソニービデオ&サウンドプロダクツでは、メジャーアップデートとなる「同2.0.00」をリリースし、同脆弱性に対処した。
(Security NEXT - 2018/10/10 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性、root権限奪取も - 修正版を公開
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
Gitサーバ「Gogs」にRCE脆弱性 - 過去の修正不備に起因
「Chrome 138」を公開 - 11件のセキュリティ修正
「WinRAR」にディレクトリトラバーサルの脆弱性 - 修正版を公開
サーバ管理ツール「Convoy」に深刻な脆弱性 - アップデートがリリース