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信用情報約2.2万件の登録漏れがあらたに判明 - 岩手銀

岩手銀行で一部顧客の誤った信用情報を信用情報機関に登録していた問題で、その後の調査により、さらなる登録漏れが判明したことがわかった。

同行が信用情報機関である日本信用情報機構や、シー・アイ・シーに登録する際、顧客の氏名や住所、生年月日、債務残高、契約終了日などの個人信用情報について、一部で登録または更新処理が行われていなかったもの。

同行による4月の発表では、誤登録の情報を1万2998件としていたが、その後の調査であらたに2万1845件の登録漏れが判明した。

対象となるのは、「I be One+」カードに付帯している「自動融資サービス(限度額20万円)」を契約している全顧客で、シー・アイ・シーへの登録が行われていなかった。

同行ではすでに、誤った登録情報の修正を行ってるが、問題の期間中、融資の申し込み時、加盟金融機関による融資判断へ影響が生じた可能性があるという。

お詫びと訂正:本記事初出時の記載について、信用情報機関の記載に誤植がありました。ご迷惑をおかけした読者、関係者のみなさまにお詫びし、訂正いたします。

(Security NEXT - 2018/10/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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