Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

北朝鮮関与のあらたなマルウェア「KEYMARBLE」 - 米政府が注意喚起

北朝鮮政府が関与すると見られるあらたなマルウェア「KEYMARBLE」が確認された。米国土安全保障省などが注意を呼びかけている。

20180810_us_001.jpg
セキュリティベンダー各社による「KEYMARBLE」の検出状況(表:US-CERT)

米国土安全保障省(DHS)と米連邦捜査局(FBI)が共同で調査を実施し、分析結果を取りまとめたもの。

公開された調査レポートでは、北朝鮮の攻撃活動である「HIDDEN COBRA」が関与していると断定。脅威情報を「STIXファイル」などで提供している。

今回確認されたトロイの木馬「KEYMARBLE」は、Windows向けに開発されたいわゆる「RAT(Remote Access Tool)」。TCP 443番ポートを通じて、外部のコマンド&コントロールサーバと通信するという。

ファイルをダウンロードしたり、アップロードする機能のほか、ダウンロードしたファイルやシェルコマンドの実行、レジストリの変更などが可能。さらにファイルの検索、ファイルの削除、システムやプロセス情報の取得、スクリーンショットの撮影といった機能も備えていた。

(Security NEXT - 2018/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米政府、北朝鮮政府関与のトロイの木馬「TYPEFRAME」を警告 - 米朝対話の裏で駆け引き
米政府、北朝鮮攻撃グループが悪用したマルウェア「Joanap」「Brambul」の情報を公開
米政府、北朝鮮製の破壊型マルウェアの情報を公開 - Windows XP向け機能も
北朝鮮関与のマルウェア「BADCALL」「HARDRAIN」が明らかに - Android向けRATも
北朝鮮グループ由来の新種トロイの木馬「BANKSHOT」が判明 - 米政府が注意喚起
北朝鮮の攻撃グループ「HIDDEN COBRA」、国内で活動した形跡
米警告の北朝鮮サイバー攻撃 - 国内では未確認
北朝鮮サイバー攻撃の脅威データを「STIX」で公表 - 「FALLCHILL」「Volgmer」の感染チェックを