Sambaに2件の脆弱性 - パスワード変更やDoS攻撃のおそれ
Sambaの開発チームは、2件の脆弱性へ対処したセキュリティアップデートをリリースした。
同ソフトウェアのLDAPサーバにおいて、パスワード変更権限の確認処理に問題があり、認証済みのユーザーによってドメインコントローラーなどの特権サービスアカウントを含む他ユーザーのパスワードがリセットされ、変更されるおそれがある「CVE-2018-1057」が判明したもの。
また入力データのチェック処理に問題があり、プリントスプーラがクラッシュしてサービス拒否に陥るおそれがある「CVE-2018-1050」が含まれるという。
開発チームは、これら脆弱性を解消した「同4.7.6」「同4.6.14」「同4.5.16」を用意。またRC版におけるこれら脆弱性を解消した「同4.8.0」を安定版としてリリースした。
(Security NEXT - 2018/03/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
