「WordPress」向けRetina対応プラグインにXSSの脆弱性
コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」向けに提供されているプラグイン「WP Retina 2x」に脆弱性が含まれていることが判明した。
同製品は、高解像度の端末に対応した画像を生成できるプラグイン。脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同プラグインにログインしているユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行されるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2018-0511」が含まれていることが判明したという。
同脆弱性は、クリスリュウ氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。修正版となる「同5.2.3」では、同脆弱性が解消されたほか、セキュリティの修正なども実施されている。
(Security NEXT - 2018/01/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「SonicWall Email Security」に複数脆弱性 - アップデートが公開
「Oracle Fusion Middleware」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
