Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Palo Alto NetworksのOSに脆弱性 - 悪用容易のため注意を

Palo Alto Networks製品の管理画面に脆弱性が存在し、リモートよりコードを実行されるおそれがあることが判明した。セキュリティベンダーなども注意喚起を行っている。

「PAN-OS 8.0.5」「同7.1.13」「同7.0.18」「同6.1.18」において、リモートよりコードが実行可能となる脆弱性「CVE-2017-15944」など、複数の脆弱性が含まれていることが明らかとなったもの。管理画面へアクセスできる環境であれば、認証しなくとも攻撃が可能だという。

影響を受ける脆弱性は、同OSのバージョンは異なるが、同社では同脆弱性のほか、関連する「CVE-2017-15940」「CVE-2017-15942」「CVE-2017-15943」などを修正した「同8.0.6-h3」「同7.1.14」「同7.0.19」「同6.1.19」をリリース。さらに暫定的な緩和策として、同社製品向けのシグネチャー「40483」「40484」を提供している。

また「同6.1.19」に関しては、「OpenSSL」の脆弱性「CVE-2017-6460」「CVE-2016-9042」や、Linuxカーネルに関連する情報漏洩の脆弱性「CVE-2016-5696」などについても、あわせて対処が行われた。

「CVE-2017-15944」が明らかになったことを受け、ラックでは実際に脆弱性が悪用可能であることを確認したという。悪用するためのコードは、12月21日の時点で流通しておらず、同社においても攻撃は確認していないが、容易に悪用することが可能であると指摘している。

脆弱性が悪用された場合、コマンドの実施やファイルの作成、バックドアの設置などへ悪用される可能性があると指摘。製品の利用者に対し、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/12/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Tomcat」に脆弱性8件 - 「クリティカル」評価の脆弱性も
Android版「Firefox」に暗号関連の脆弱性 - 修正版が公開
「Splunk Enterprise」に複数の脆弱性 - 修正版が公開
「PHP」脆弱性、2024年に兆候把握も修正難航 - 公開前に混乱
「PHP」に2件の深刻なRCE脆弱性 - アップデートを公開
「Node.js」に脆弱性10件 - Brotli圧縮データの処理でRCEのおそれ
HPEの無線LAN向けOSに多数の脆弱性 - クリティカルが33件
侵入検知エンジン「Snort 3」に複数の脆弱性 - Cisco製品にも影響
Ciscoのビデオ会議製品に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
「PHP」の深刻なRCE脆弱性「PHP2Shell」 - 悪用試行を観測