Apple、キーチェーンのパスワードが漏洩する脆弱性へ対処
Appleは、パスワードが漏洩する脆弱性に対処した「macOS High Sierra 10.13 Supplemental Update」をリリースした。
不正なアプリケーションによって、キーチェーンに保存されたパスワードを取得されるおそれがある脆弱性「CVE-2017-7150」へ対応したもの。
9月25日に「macOS High Sierra 10.13」が公開されたが、セキュリティ研究者であるPatrick Wardle氏が、同バージョンや以前のバージョンにおいて、キーチェーンの内容を平文で取得できことを指摘していた。
同氏によれば、同OSのベータ版がリリースされた際に同脆弱性をAppleへ報告していたが、脆弱性が修正されていないことから公表したという。
(Security NEXT - 2017/10/10 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「MongoDB」に脆弱性「MongoBleed」 - 「PoC」公開、早急に対応を
メール転送エージェント「Exim」に脆弱性 - 「クリティカル」評価も
「Apache NiFi」の「Asana」連携の一部処理にRCE脆弱性
ワークフローツール「n8n」に今月3件目の「クリティカル」脆弱性
「IBM API Connect」に認証回避の脆弱性 - 暫定修正を提供
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25

