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ソフトバンクのオンラインストレージ用アプリインストーラに脆弱性 - 導入済みアプリは影響なし

ソフトバンクが提供するオンラインストレージサービス用アプリケーションのインストーラに脆弱性が含まれていることがわかった。

Windows向けに提供している「PrimeDriveデスクトップアプリケーション」のインストーラにおいて、同一ディレクトリ内のライブラリファイルを読み込む脆弱性「CVE-2017-2108」が含まれていることが判明したもの。

影響を受けるのは、バージョン1.4.3以前のインストーラで、アプリケーションそのものに脆弱性は存在しないとしている。

同脆弱性は、セキュリティ・プロフェッショナルズ・ネットワークの吉田英二氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

ソフトバンクでは、「同1.4.4」で脆弱性を修正しており、アプリケーションを導入する場合は、最新のインストーラを用いるよう利用者へアナウンスしている。

(Security NEXT - 2017/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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