NETGEARの複数ルータに脆弱性 - コード実行のおそれ
NETGEARが提供するルータにコマンドインジェクションの脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。
脆弱性の影響を受けることが判明しているのは、「同R8000」「同R7000」「同R6400」。これら以外の同社製品が影響を受ける可能性もあるという。脆弱性が存在した場合、LAN内部より特定のURLへアクセスするだけで、管理者権限によりコマンドを実行されるおそれがある。
脆弱性を修正したファームウェアや修正パッチは用意されておらず、セキュリティ機関では、回避策としてこれら機器のウェブサーバを無効化したり、脆弱性を修正したファームウェアがリリースされるまで製品の使用を一時中止するなど、対策を講じるよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2016/12/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
GitLab、アップデートを公開 - 脆弱性7件を解消
コンテナ保護基盤「NeuVector」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「BIND 9」にキャッシュポイズニングなど複数脆弱性
端末管理製品「LANSCOPE」の脆弱性狙う攻撃に注意喚起 - 米当局
ZohoのAD管理支援ツールに脆弱性 - アップデートで修正
脆弱性狙われる「Oracle EBS」、定例パッチでさらなる修正
Oracle、定例パッチを公開 - 脆弱性のべ374件を修正
「Chrome」にアップデート - スクリプトエンジンの脆弱性を修正
Ivantiの複数製品に脆弱性 - 「EPM」の更新は11月以降
「WatchGuard Firebox」の深刻な脆弱性、PoC公開で悪用リスク上昇