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TCP 4786番ポートに対する探索行為が一時増加 - Cisco機器の脆弱性狙いか

Cisco Systemsのネットワーク機器に存在する脆弱性を探索し、攻撃の準備を行っていると見られるアクセスが観測されたとして、警察庁が注意喚起を行った。

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TCP4786番ポートに対するアクセス状況(グラフ:警察庁)

同庁によれば、10月21日夜より同月24日にかけてTCP4786番ポートに対する一時的なアクセスの増加を観測したもの。

同ポートは、Cisco Systems製のスイッチやルータなどのOSを自動でアップグレードする「Smart Install機能」で使用されており、同社では9月28日に同機能に関する脆弱性「CVE-2016-6385」を公表、アップデートをリリースしている。

同脆弱性は認証なしにリモートより攻撃が可能で、悪用されるとメモリリークが発生し、サービス不能に陥る可能性がある。

同ポートに対するアクセスについては、SANSのInternet Storm Centerがエラーログを公表しており、ログの日時が同庁の観測時間と重なるため、国内外に対して同時間帯に広く探索活動が行われていた可能性もある。

同庁では、攻撃者が脆弱性を含む機器を探索して攻撃の準備を行っている可能性もあるとして、対象の機器を利用している場合は、アップデートを実施し、脆弱性を解消するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/12/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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