Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

教員が中学校生徒の個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 大阪市

大阪市内の市立中学校において、学生や卒業生の個人情報が保存されたUSBメモリが所在不明となっている。

同市によれば、10月23日10時40分ごろ、教員が校内で使用していた私物のUSBメモリを紛失していることに気付いたもの。

同USBメモリには、2012年度から2015年度の卒業生661人分の氏名や成績、進路希望先のほか、同校の1年生212人と3年生181人分の氏名や成績などが保存されていた。一部161人分分のデータを保存していたファイルのみ、パスワードを設定していたという。

同教員は、規定に反して個人所有のUSBメモリを同日10時ごろ使用したが、以降の所在がわかっていない。校内や教員の自宅を捜索したが見つからず、警察に届け出るとともに学校へ紛失を報告した。

同校では対象となる在校生に説明と謝罪を行い、保護者には説明会を開いて謝罪をするとしている。

(Security NEXT - 2016/11/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

USB紛失で町長ら減給、不正利用判明すれば再度処分を検討 - 佐久穂町
通勤中にUSBメモリ紛失、その後回収 - 新潟県工業技術総合研究所
個人情報含む民生台帳が所在不明に - 鹿島市
修学旅行中に教諭が生徒名簿を紛失 - 長岡市の中学校
民生委員の改選書類など紛失、誤廃棄の可能性 - 川崎市
解約済み預金の一部印鑑届を紛失、誤廃棄の可能性 - 大阪信金
新型コロナワクチン接種の一部予診票が所在不明に - 横須賀市
ATMの取引情報が記録された記録媒体を紛失 - 杜の都信金
支援給付金事業で書類紛失、紛失告げずに再提出受ける - いわき市
アレルギー情報含む書類が飛散 - 給食事業者がコンビニでコピー時に