Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Kaspersky Safe Browser for iOS」に脆弱性 - MITM攻撃受けるおそれ

Kaspersky LabがiOS向けに提供しているブラウザ「Kaspersky Safe Browser for iOS」において、中間者攻撃のおそれがある脆弱性が含まれていることが判明した。すでに修正版がリリースされている。

同アプリは、フィッシングサイトや不正サイトへのアクセスをブロックする機能を備えたiOS向けのブラウザアプリ。「同1.6.0」および以前のバージョンに、SSL証明書を正しく検証しない脆弱性「CVE-2016-6231」が存在し、「マンインザミドル攻撃(MITM攻撃)」により、通信が盗聴されるおそれがある。

セキュリティ研究者による今回の報告を受け、すでにKasperskyでは、脆弱性を修正した「同1.7.0」を7月下旬にリリースしている。

(Security NEXT - 2016/08/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Apple、「iOS」「iPadOS」のセキュリティアップデートを公開
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Ivantiの複数製品に深刻な脆弱性 - 早急なパッチ適用を強く推奨
Atlassian、3月の月例アドバイザリを公開 - 脆弱性24件に対応
「Firefox 124」が公開、「クリティカル」含む脆弱性12件を修正
WordPress向け求人プラグインに脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性4件を解消