「Kaspersky Safe Browser for iOS」に脆弱性 - MITM攻撃受けるおそれ
Kaspersky LabがiOS向けに提供しているブラウザ「Kaspersky Safe Browser for iOS」において、中間者攻撃のおそれがある脆弱性が含まれていることが判明した。すでに修正版がリリースされている。
同アプリは、フィッシングサイトや不正サイトへのアクセスをブロックする機能を備えたiOS向けのブラウザアプリ。「同1.6.0」および以前のバージョンに、SSL証明書を正しく検証しない脆弱性「CVE-2016-6231」が存在し、「マンインザミドル攻撃(MITM攻撃)」により、通信が盗聴されるおそれがある。
セキュリティ研究者による今回の報告を受け、すでにKasperskyでは、脆弱性を修正した「同1.7.0」を7月下旬にリリースしている。
(Security NEXT - 2016/08/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Chrome」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chrome」にアップデート - 5件のセキュリティ修正
「Firefox 143」を公開 - 脆弱性11件を解消
Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性