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融資受けた顧客の書類が飛散、一部回収できず - 中央労金

中央労働金庫は、委託先において顧客情報を含む書類が運搬中に落下し、一部が所在不明となっていることを明らかにした。

同金庫によれば、書類の保管および運搬業務を委託する住友倉庫において、1月26日早朝に事故が発生したもの。従業員が運搬用車両の荷台に鍵を掛け忘れて走行し、書類の保管箱5箱が落下した。そのうち3箱は未開封の状態で回収できたが、のこる2箱は収納された書類が飛散したという。

飛散した書類には顧客2965人分の個人情報が記載されており、同金庫から融資を受けた顧客の氏名、住所、電話番号、生年月日、融資残高、保証履行に必要な項目などが含まれる。一部回収したが、703人分については発見できていない。

同金庫では、回収できた顧客を含め、個別に事情を説明し、謝罪しているが、情報の不正利用などの問い合わせはないという。

(Security NEXT - 2016/02/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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