三菱東京UFJ銀装うフィッシング攻撃 - フィッシング対策協議会へ複数報告
三菱東京UFJ銀行を装い、アカウント情報などを騙し取るフィッシングメールに関して、複数の報告が寄せられているとし、フィッシング対策協議会が注意を呼びかけた。

誘導先のフィッシングサイト(画像:フィッシング対策協議会)
同行を偽装したフィッシング攻撃はたびたび確認されているが、今回確認されたフィッシングメールでは、アカウントの凍結などをちらつかせて不安を煽り、フィッシングサイトへ誘導、アカウント情報や認証情報を騙し取る手口だった。
メールの本文では、「こんにちは!」からはじまり、「三菱東京UFJ銀行のシステムが安全性の更新がされたため」などと、不自然な言い回しも目立つ。また文面には、即時の対応を促すためか、「平成27年7月28日更新」と日付が記載されていた。
同協議会では、情報を誤って入力しないよう注意を喚起するとともに、入力してしまった場合は、同行の相談ダイヤルへ連絡を取るよう呼びかけている。また類似したフィッシング攻撃を見かけたユーザーに、情報提供を求めている。
(Security NEXT - 2015/07/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催
「Movable Type」のPWリセット機能に複数脆弱性 - 修正版公開
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
登録者にフィッシングメール、メアド流出か - フォトクリエイト
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
PyPI上に不正コード含む「num2words」 - 開発者がフィッシング被害
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍