Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィルタリング製品が不正なルート証明書を使用 - 秘密鍵が漏洩

Content Watchが提供するフィルタリングソフトの「Net Nanny」が、問題あるルート証明書を端末内にインストールすることがわかったとして、セキュリティ機関が注意を喚起した。不正なサイトを信頼したり、暗号化通信が盗聴されるおそれがある。

同製品は、通信を中継するプロクシとルート証明書を端末内にインストールするが、製品で共通の秘密鍵とルート証明書を使用。くわえて秘密鍵はソフト内部に平文で保存されており、取り出すことが可能だという。

同製品利用者は、この秘密鍵によって作成された自己署名証明書によるHTTPS通信を信頼してしまうため、フィッシングサイトに用いられたり、暗号化通信の盗聴などに悪用されるおそれがある。

セキュリティ機関は、「同7.2.4.2」において脆弱性を確認しており、他バージョンも影響を受けるおそれがあると指摘。

4月21日の段階で対策はわかっておらず、セキュリティ機関は、同製品においてSSLフィルタリングを無効にした上で、証明書ストアから問題の証明書を削除したり、同製品そのものをアンインストールするなど、回避策をアナウンスしている。

(Security NEXT - 2015/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

5月下旬以降、「PeopleSoft」にゼロデイ攻撃 - 対策と侵害有無の調査を
Oracle「PeopleSoft」に深刻なRCE脆弱性 - ただちに対応を
「Ivanti Sentry」脆弱性の悪用確認 - PoC公開でリスク増
「Chrome」に今週2度目のセキュ更新 - 脆弱性28件を修正
「Splunk Enterprise」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性など解消
「Arista EOS」ゼロデイ含む脆弱性3件を悪用リストに追加 - 米当局
「OpenSSL」にセキュリティアップデート - 脆弱性18件を修正
ビデオ会議ツール「Zoom」のモバイルクライアントなどに脆弱性
「Ivanti Sentry」に複数の深刻な脆弱性 - 修正版を公開
Adobe、「Adobe Acrobat Reader」に20件の脆弱性 - アップデートを公開