人気アーカイバ「Lhaplus」に複数の脆弱性 - 修正版が公開
フリーウェアとして提供されているファイルアーカイブソフト「Lhaplus」に、複数の脆弱性が含まれていることがわかった。修正版が公開されている。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ソフトには任意のコードを実行される脆弱性「CVE-2015-0907」が存在。悪意あるファイルを展開するとコードを実行されるおそれがある。
また不正にファイルを作成されたり既存ファイルが上書きされるおそれがある「ディレクトリトラバーサル」の脆弱性「CVE-2015-0906」も含まれる。
いずれも影響を受けるのは「同1.59」で、以前のバージョンも含まれる。脆弱性を解消した最新版「同1.72」が公開されている。
「CVE-2015-0907」は、Masato Kinugawa氏、「CVE-2015-0906」はニコニコ技術部のakira_you氏が発見したもの。情報処理推進機構(IPA)が報告を受けて、JPCERTコーディネーションセンターが開発者と調整を行ったという。
(Security NEXT - 2015/04/09 )
ツイート
PR
関連記事
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
「Django」に複数の脆弱性 - 修正アップデートを公開
「Firefox」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
「Firefox 135」がリリースに - 脆弱性11件を解消
「Firefox 135.0.1」がリリース - 脆弱性1件を解消
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正
「Firefox」にアップデート - Chromeゼロデイの類似脆弱性に対処