朝日新聞子会社に海外から不正アクセス - 購読者情報の流出については調査中
朝日新聞社の子会社である朝日トップスのシステムが不正アクセスを受けたことがわかった。同システムには購読者の個人情報が保存されており、現在調査を進めている。
不正アクセスを受けたのは、新聞購読の申し込みなどを受け付ける子会社。2月6日朝、システムが起動できなくなったため調査を行ったところ、不正アクセスを受けた痕跡が見つかった。不正アクセスの発信元は海外で、2014年12月中旬以降、数回にわたり行われていたと見られる。
攻撃を受けたシステムには、2008年以降に同社主催のイベントなどをきっかけに購読を申し込んだ約5万3000人分の氏名、住所、電話番号などが保存されていた。朝日新聞販売店の訪問営業による購読申込者は含まれない。
情報流出の有無については現在調査中だが、現時点で被害報告はないという。朝日新聞社などでは、関係者に対して書面で事情を説明する方針。
(Security NEXT - 2015/02/20 )
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