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富士通、被害に遭いやすい利用者をPC操作から判定する技術

富士通と富士通研究所は、パソコンの操作内容からサイバー攻撃の被害に遭いやすいか判定する技術を開発した。

同技術は、パソコンがフリーズした際の対応をはじめ、パソコン操作のログをもとに「マルウェア」「詐欺」および「情報漏洩」の被害リスクを算出するもの。

社会心理学の専門家の意見をもとに、約2000人の被験者における被害に遭いやすい人の心理特性と行動特性を分析。操作内容から、リスクよりもメリットを優先する人など、リスクが高い行動を取り、被害に遭いやすい心理特性をもとに被害リスクを算出するという。

同技術を活用することで、不審なメールに含まれるURLをよく確認せずにクリックする利用者に対して、個別に注意喚起のメッセージを表示したり、マルウェア被害に遭いやすい人が多く在籍する部門の警戒レベルを引き上げるといった対応が可能となるとしている。

両社は、2016年の実用化を目指して検知精度を向上させるほか、同技術を活用したセキュリティ対策技術の開発を目指す。

(Security NEXT - 2015/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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