【緊急予告】MS、一時延期した「MS14-068」を定例外パッチで公開予定
米Microsoftは、定例外のセキュリティ更新プログラムとして、米国時間11月18日に「MS14-068」を公開するとの事前予告を行った。

公開直前に発表された米MSの事前予告
同プログラムは、Windowsの脆弱性を解消するもので最大深刻度は「緊急」。特に「Windows Server 2003」「Windows Server 2008」「同R2」「Windows Server 2012」「同R2」への影響が大きく、脆弱性が悪用されると特権の昇格が生じるおそれがある。同社は、プログラムの公開後は、できるだけ早くプログラムを適用するよう注意を呼びかけている。
11月の月例セキュリティ更新プログラムとして事前予告されていたが、不具合が見つかったことから公開を延期。リリース日を未定とし、適切なタイミングで公開したいとしていた。
(Security NEXT - 2014/11/19 )
ツイート
PR
関連記事
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Ivanti Workspace Control」に複数脆弱性 - アップデートを公開
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意