Apple、「OS X」のセキュリティアップデートを公開 - 33件の脆弱性を解消
Appleは、複数の脆弱性を修正するセキュリティアップデート「OS X Mavericks 10.9.2」および「Security Update 2014-001」を提供開始した。
同アップデートは、「同Lion 10.7.5」「同Mountain Lion 10.8.5」「同Mavericks 10.9」および「同10.9.1」向けに公開したもの。細工されたファイルを開くとコードを実行される深刻な脆弱性をはじめ、あわせて33件の脆弱性を解消している。
通信内容を暗号化する「SSL」の処理に存在する脆弱性に対応したほか、アプリのサンドボックスを回避される問題を解決したほか、ルート証明書のアップデートなども含まれる。
さらにディスプレイドライバや画像ファイル処理、マルチメディアソフトである「QuickTime」のほか、「PHP」「Apache」「ファイルブックマーク」「日時」など多数修正が加えられている。
(Security NEXT - 2014/02/26 )
ツイート
PR
関連記事
「Array AG」狙う攻撃、関連する複数IPアドレスを公開 - IPA
Ruby向けSAML認証ライブラリに深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
米当局、「ArrayOS AG」脆弱性など2件を悪用リストに追加
Synology製NASに複数脆弱性 - 情報漏洩やDoSのおそれ
「Avast Antivirus」macOS版に脆弱性 - RCEやDoSのおそれ
「MS Edge」にアップデート - 脆弱性14件を解消
「Langflow」に未修正脆弱性、緩和策を - 報告者「修正が後回し」
深刻な「React」脆弱性、米当局が悪用に注意呼びかけ
解析ライブラリ「Apache Tika」に深刻なXXE脆弱性 - コア部分も更新を
