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共有IDへのアクセス制御を実現する「SecureCube/Access Check」に新版

NRIセキュアテクノロジーズは、アクセス管理製品の新版「SecureCube/Access Check Version 4.1」を8月にリリースする。大規模システムへの対応が可能になった。

同製品は、クライアントとサーバの間に設置し、サーバへのアクセスやログの保存を一元管理できるアクセス管理ソリューション。エージェントをインストールせずに利用できる。

特権IDなどサーバでアカウントを共有している場合も、同製品を介することで、既存システムを変更せず、IDやパスワードを利用者ごとに個別に発行し、アクセスコントロールを行うことができる。

最新版では、システム構成のコンポーネントを「情報管理機能」と「アクセス中継機能」に分離。スケールアウトが可能となり、数千台規模のシステムに対応可能となった。

さらにアクセス申請時の多段承認に対応。アクセス制御の管理方法を刷新してユーザビリティを向上させたほか、対応プロトコルの拡張など行っている。

価格は304万5000円から。別途年間保守費用が必要。

(Security NEXT - 2013/05/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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