Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客情報約6800件含む伝票綴りが所在不明 - 三条信金

三条信用金庫は、3支店および本部において、顧客情報約6800件分の伝票綴りが所在不明になっていることを明らかにした。

所在が不明になっているのは、顧客の氏名、住所、電話番号、口座番号、取引金額などが記載された伝票綴り。もっとも古いものは2000年4月11日分で、正確な件数を特定するのはシステム上困難で、推計で6800人分が含まれていると見られている。

5月19日、燕支店において紛失が判明したことを受け、全店舗において伝票綴りの保管状況を調査。その結果、あらたに燕西支店、四日町支店、および本部資金証券部で紛失が発覚した。

いずれも不要書類とともに誤って廃棄された可能性が高いと説明しており、また、外部からの問い合わせや不正利用の報告などは確認されていないという。

(Security NEXT - 2010/07/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

従業員が退職時に顧客情報を持出、転職先で使用 - プルデンシャル生命
研究室外に置いた廃棄予定パソコン3台が所在不明に - 日工大
新生児訪問指導票などを誤廃棄か、再利用段ボールで保管 - 船橋市
廃棄する健診記録票が運搬中に転落、翌日回収 - 桐生市
小学校で結核健診問診票を紛失、整理が不十分で - 平塚市
民生委員の改選書類など紛失、誤廃棄の可能性 - 川崎市
解約済み預金の一部印鑑届を紛失、誤廃棄の可能性 - 大阪信金
ATMの取引情報が記録された記録媒体を紛失 - 杜の都信金
個人情報含む書類を複数の関係機関へ誤送付 - 茨城県
家禽飼養施設のFAXリストを誤送信 - 静岡県