Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ディズニーのショッピングサイトが改ざん被害 - 原因は「Trojan:Win32/Daonol.H」

ディズニーの一部ショッピングサイトが、改ざん被害にあっていたことがわかった。

同社ショッピングサイトの「お正月特集ページ」が、2009年12月22日16時ごろに改ざんされたもの。改ざんされたページは、12月25日18時まで公開されており、期間中に問題のページを閲覧した場合、不正サイトへ誘導され、ウイルスへ感染するおそれがあった。

同社によれば、同ページを制作した委託先のパソコンがウィルス「Trojan:Win32/Daonol.H」に感染。アカウント情報が盗まれ、第三者により改ざんされたという。

「Trojan:Win32/Daonol.H」は、感染するとWindowsの画面が黒くなり起動しなくなる症状で知られるウイルス。2009年10月ごろに感染が拡大し、パソコンメーカーのサポートがパンクするなど話題となった。

同社では心当たりがあるユーザーに対して、ウイルスへ感染していないか確認するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2010/01/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

公式Xアカウントが乗っ取り被害 - メガネの愛眼
求職情報サイトで遠隔操作やデータ取得の形跡 - 日刊工業新聞
サイトに不正アクセス、テスト環境でPW窃取される - 日水コン
福井県の味噌蔵通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出のおそれ
サイト改ざんで別サイトへ誘導 - 聖マリアンナ医科大東横病院
学生服通販サイトの旧サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性
発覚2カ月前にもマルウェア実行の痕跡、情報流出は否定 - こころネット
eモータースポーツ大会の複数SNS公式アカウントが乗っ取り被害
なかほら牧場の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
ヘアケアツール通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性